【設備の概要】
(1)
設備用途
感潮区間の逆流防止用自動ゲート設備(防潮水門)
(2)
設備規模
W(巾)4.00m×H(高)2.50m×1門(全閉時4方水密)
(3)
設置年月
2014年6月
(a) 自動止水作動状況
自動止水作動の特長
全ての水位状態で、下流(海)側から上流(河川)方向への潮位遡上(逆流)を防止します。
下流側水位(潮位)の上昇に的確に自動起立(閉)作動対応します。
波浪、強風に対し、扉体が過度に揺動くような不安定、又は危険な動作が発生することなく、常に安定した止水作動状態を保持します。
漂流物の挟み込み障害が発生し難い作動形態です。
(b) 自動排水作動状況
自動排水作動の特長
全ての水位状態で、上流(河川)側から下流(海)方向への円滑な雨水排水(内水排除)を行います。
波浪、強風に対し、扉体が過度に揺動くような不安定、又は危険な動作が発生することなく、常に安定した排水作動状態を保持します。
排水量の増加に対し、扉体倒伏(開放)度を増加させて対応することで、常に円滑な自動排水を行います。
上流(河川)側からの浮遊物、又は塵芥等を円滑に下流方向へ流下させることができます。これらによる作動障害が発生し難い作動形態です。
(a) 自動止水作動状況
自動止水作動の特長
上流(河川)水位と下流水位(潮位)が同等になる前に、扉体が水面上に突出して排水を停止する形態で、初期止水作動を開始します。潮位遡上(逆流)を確実に防止する作動形態です。
(b) 自動排水作動状況
自動排水作動の特長
下流側水位(潮位)の低下、又は上流側(河川)水位の上昇に対し、扉体は緩やかな作動速度で自動倒伏作動を行い、安定した形態で排水を行います。
排水は扉体頂部の越流排水のみで行います。(下部・側部からの排水は行いません。)
浮遊物、塵芥等を円滑に流下させることができると同時に、これらによる作動障害の発生を防止する作動形態です。